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小譚顧耽 : Dec. 2024



2025年を迎えて三が日も過ぎ、明日から仕事はじめという今1月4日の夜、これを書いている。

年末は12月28日まで営業、翌29日から妻の実家のある福岡へ帰省をして元日夜に帰京、そのまま1月2日は私の実家へ顔を出して昨日今日は家族水入らずで過ごした。連休中は色々と予定もあったが総括すれば29日から今日までの丸々一週間ひたすら2歳4か月になった息子と目一杯遊び倒して終わった。空いた時間に仕事のメール返そうかとかSNS更新しようかとかこのコラムを書き進めようかとか少しの誘惑が頭をよぎったが、on/off切り替えることはせず完全にoffとすることで家族と過ごす時間とだけに向き合うことにした。

実は今年は新しい家族を迎える予定があり、私妻息子の3人だけで過ごす時間はあと1か月ちょっとしかない。家族4人になったらそれはそれで幸せであるだろうが、今は息子と一緒に過ごす時間を何より大切にしていたいと考えている。


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そんな最近。12月はお持ち込み家具の修理依頼が続いた。家具の新調とは異なり、ご使用されてきた家具のメンテナンスには年末の大掃除の季節が一つきっかけになるのかもしれません。

個人的に、長く使用されてきた家具の修理対応はとても有意義な仕事と感じている。それはヴィンテージ家具を修理してきた私の経験を活かせるということ、お客様の家具の困りごとに寄り添えるということなど、やりがいを感じられる点でやはり大きいが、その一方で誰かが使用されてきた家具を修理するこの経験もまたヴィンテージ家具の修理であったり商品のご案内に繋がるような気がしていて興味深く対応させていただいている。

ただ単に技術的な問題だけではなくて、それは遥か昔の遠くの誰かの痕跡と今を暮らす誰かの痕跡とを見比べることで、様々な共通点や相違点を探るヒントとなるような気がしているからだ。


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1月1日は空港に着いたのが遅く羽田空港近くのホテルに宿泊。お陰で一日遅れの日の出を拝むことが出来た。


2025年も皆さまのご多幸とご健康をお祈りいたします。

本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。




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