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椅子のぐらつき修理11/ unknown designe


30年以上前にとある百貨店で購入された椅子、製造メーカーは覚えていないそうですが北海道の方の家具工房だったような記憶が、、とお話しされていました。

「大して価値のある椅子ではないのですが」とお客様は仰っておられましたが、そんなことはございません。この椅子と共に過ごした時間、そして大切にされてきた想いこそが一番の価値だと思います。


脚接合部に緩みがあったため解体後、古い接着剤を取り除いてから新しく接着剤を充填して圧着修理。シンプルで丁寧な造りで基本的にはスムーズな作業でした。一つ解体で難であったところでは、後脚と両サイド座枠との接合仕口部分に釘が隠して入っていました。(写真1枚目、2本釘が入っているのが判りますでしょうか?)

この釘は強度を上げる目的ではなく、恐らくは万が一緩みが生じてしまっても簡単には抜けてしまわない様にとの保険的な役割だと思います。この釘を抜かないと木部は外れないので、どうにかこうにか進めていきました。


無事にお引き渡しも済み、喜んで頂けた様子で良かったです。大切な椅子を預けて頂き、ありがとうございました。

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