デンマーク Kurt Ostervigによるダイニングチェア

以前にも同じモデルをご紹介しましたが、改めて後ろ姿が綺麗な椅子です。

ふっくらとした丸みと、先細るシャープなデザインとを兼ね備えた彫刻かのような背凭れ。細く繊細な全体のシルエット。しなやかな強さを備え、軽く機動性にも優れている。

そして先日お客様ともお話していたのですが、テーブルに収めた姿がやはり秀逸です。背凭れの高さが75㎝と比較的低めの設計のためテーブル上の空間を遮らずに、すっきりとした美しいダイニングシーンを演出してくれます。ラウンドテーブルとの相性も良さそうですが、敢えてスクエアや長方形のテーブルを選んでこの美しい曲線美を際立たせるのもお勧めです。

今回シートにはDAW社Niceからチャコールグレーの生地をセレクト。濃色ですが若干の光沢や淡色が混じり奥行きを感じられる上質なファブリックです。肌触りもなめらかで素肌で触れても気持ちよくお使い頂けると思います。