VINTAGE FURNITURE & repair
4-057 Safari chair
Price:
SOLD OUT
Size:
W570 D600 H800 SH330
Material:
Oak wood & canvas & leather
Kaare Klint / Denmark
Stock:
0




















デンマークのデザイナーKaare Klintによるサファリチェア
イギリス軍が遠征時に使用していた持ち運び可能なチェアを元にして、コーア・クリントが1933年にリデザインしました。
接着剤などは使用せず、ベルトを外すだけで簡易に分解出来る簡素な構造でありながら、体重の負荷をかけることで接合部にテンションが掛かり安定する強固な造りなど、本当によく考えられていると感じます。
軽量のため移動しやすく、座った姿勢によって背凭れの角度は自在に変化する。そして身体を沈めてしまえばどっぷりと休むことの出来る高い安楽性。見た目の美しさだけでない、様々な楽しみ方が出来る椅子だと思いました。
Condition:
オーク材を使用した木部フレームは雰囲気を損ねるほどのダメージは無かったため、表面の汚れのみを落としてオイルとワックスによる仕上げだけ済ませました。
生成りのキャンバス地はやはり汚れが気になったため、シートクッションはウレタン材を取り出してから、背凭れは革ベルトを外してから、全て洗浄をしました。落とせなかった染みや色ムラもありますが、安心してお使い頂けると思います。
皮革部材に関しても、汚れを全て一度洗浄し可能な限り染み抜きを実施、保湿クリームによってケアメンテナンスを行いました。左手アームに一ヶ所、抜ききれなかった染み痕が残っています。また右手アーム後方に破れが見受けられますが使用には問題ありません。好みは分かれると思いますが、味としてご理解頂ければと思います。
真鍮の金物部材もビス、ワッシャー、ベルトの尾錠まで、こちらも全て磨き直しました。
より詳細のコンディションについてを希望される場合にはご案内致します。お気軽にお問い合わせ下さい。