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椅子の張り替え修理6 / 国産チェア





日本製チェアの座面張替をご依頼いただきました。


こちらの椅子はご両親から引き継いだ椅子だそうで、長く使用されているご様子でした。

お客様ご自身は椅子の正式な由来は知らなかったそうですが座面裏にはメーカーロゴがしっかりと残っていました。調べたら岐阜の方の家具屋さんです。事後の修理もきちんと対応されているとても誠実そうなメーカーさんでした。

ということで、張替の際に一度外したロゴ記載のタグや裏張り生地は元通りに貼り直してこの先にも由来がしっかりと判るようにお客さまにお伝えしてご返却。


たぶんこういう家具屋さん、自身で手掛けた家具が10年20年と使ってもらえていることを知ることが大きなモチベーションになると思うんですよね。また実際に使用されてきた製品を観察出来る機会は貴重な製品のフィードバックでもあるでしょう。だからもしも可能であれば、たしかに少し遠方ではあるのですが修理の依頼は購入したメーカーさまへ相談することが、なによりも意義があると思うんです。ただ修理するだけなら他でも出来るだろうけれど、修理プラスαが生まれるかもしれない、未来思考(志向)型の家具修理って大事だと思います。



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