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椅子の破損修理1 / unknown design but beautiful details.


製造元は判らないが美しい椅子の修理

1・背凭れに割れがあり

2・木部の再塗装と

3・座面の張り替えまで

トータルでのご依頼でした。


[割れ修理]

・負荷が強く掛かる部位のため接着だけでは強度的に保たないと判断

・割れ箇所をよく観察すると中にビスが隠れていた→既に修理されたものだった様子


ということで、見えない内部に木ダボ1本埋めて前後方向への耐性を少し改善、接着剤で圧着修理を施しました。

必要のない金物には極力頼らないで

なるべく外側から修理痕が目立たないように心掛けました。

極端な衝撃さえなければ、普通に使用する分には問題ないくらいの強度には修理できたと思います。


割れ修理後に木部の洗浄・研磨

オイル塗装を施して

座面はお客様セレクト国産のファブリックで張り替えました。


もともと入っていたビスは、修理中は危ないので除きましたが再度そのまま入れ直しました。(割れた小さなピースに対してはネジが効いていたため)

そしてビスの頭を隠すためにパテ埋めして木目書いたり色載せて頑張りましてが、やっぱり完全とはいかないみたいです。色の差、艶の違いなど調整するのがなかなか難しい、

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