Kaj Windingによるデザイン。1960年代頃のデンマーク Slagelse Møvelværk製のダイニングテーブル。

天板の淵を広くとり、長手方向ではなく短手方向へと木目を配した特徴的な意匠。

全体を直線で構成し、潔くもあり、清潔感すら感じられるようです。

このすっきりとした印象は、寸法設計からも窺うことが出来ます。

130㎝巾のテーブルに対して脚は外端へと寄せて取り付けられている為、脚間が115㎝と広く設けられていたり

また、こちらのテーブルのように両サイド羽板を引き出して拡げられるテーブルの多くは、天板下の幕板という部材を10㎝巾くらい持たせて設計されているテーブルが多いのですが、こちらは平均よりも浅めの7㎝巾に抑えられています。

見た目にすっきりすることはもちろんですが、椅子を合わせた際にも間隔が広く確保されますので、ゆったりとテーブルを囲むことが出来そうです。