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デンマーク Poul Cadoviusによるデザインのチェア
ミニマルなデザインと脚先へかけて細まるシャープなシルエットが独創的で、とても印象に残る作品です。
写真をご覧頂き気付かれた方もいらっしゃるかと思いますが
この先へ向けて細まっていく脚部のデザイン、実は厚みは均一を保ったままでサイドから眺めた幅だけを削ぎ落して形作られているんですよね。
厚みは均一に保持し強度を必要とする接合部には材の幅をしっかりと残すことで耐久性を損ねることはなく、視線を先へ先へと誘導していく。
脚先へ、だけでなく後から前へ。上へ、そして下へ。
また背凭れには約6ミリ厚と非常に薄いチーク材合板を使用しているのですが、合板だからこそ可能な成型技術を使用した緩やかな曲面がしっかりと体のラインに沿って腰のあたりをサポートしてくれるようです。
おそらく『薄くて軽い成型合板の背凭れ』や『視線の誘導』そして『ペーパーコード編みの座面』など、見た目にもまた実用面でも『軽快さ』にこだわってデザインされた作品なのかもしれません。
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Condition
木部は一度古い塗装や汚れを洗浄後サンディングを施し、オイル塗装にて再仕上を行いました。
細かな傷も多少は散見出来ますが、大きく目立ったダメージはなく概ね良好なコンディションです。
座面ペーパーコードは新規に編み替えを行い、張替前に脚部接合部に緩みのあった箇所も圧着修理を済ませています。
より詳細のコンディションについてを希望される場合にはご案内致しますのでお問い合わせくださいませ。
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