1960年代頃のデンマーク製ダイニングテーブル
天板下には拡張するための補助板が2枚格納されており、天板の中央を拡げて補助板を嵌め込んで最大250㎝程のテーブルとしてお使い頂けます。
天板こそチーク材突板仕上げですが、幕板や脚部などには良質で相当に厚みのあるチーク無垢材を贅沢に使用していて、この経年して深みを増したチーク材の色艶を極力損なわないようにと、慎重に慎重にこだわって仕上げを行いました。足元の仕上がりを是非見て頂きたいテーブルです。
こちらのテーブルは2本のボルトと8本のビスで解体/組み立てが出来る構造です。搬入経路を選ばない利便性も魅力ですが、それよりもボルトやビスの頭を隠すための真鍮のキャップがデザインの良いアクセントとなっています。チーク材×真鍮という私の大好きなコンビネーションが見ているだけで幸せです。
ダメージ箇所と仕様上の注意点についてご案内事項がございます。
下部コンディション欄にてご確認下さい。
・拡張時テーブルサイズ
(通常時)1725㎜ → 2125㎜ →2525㎜(最大時)
・脚間のスペース:幅1205㎜
Condition
チーク材を使用した天板、補助板、各パーツは全て一度古い塗装や汚れを洗浄後丁寧にサンディングを施してから、天板にはウレタンを配合して耐水性を高めたオイル仕上塗料、脚部などのパーツはナチュラルなオイル塗料にてそれぞれ再塗装を行いました。経年し深みを増したチーク材の色艶が美しい仕上がりです。
ご案内①
天板に、恐らくアイロンによる痕が1か所残っています。(写真最後から2枚目)
焦げ痕ではないのが不幸中の幸いですが、消しきれませんでした。写真または実物にてご確認下さい。
ご案内②
天板と天板、また拡張時に天板と補助板とを繋ぐ際にはそれぞれの側面に設けた凹凸を差し込み合わせて接合しています。(イメージとして写真最後から3枚目)
突起は天板側の側面にのみ設置されているため、補助板を2枚使用する際は補助板同士はただ並べているだけの関係であり、使用時の動作によっては補助板がズレてしまうなど使用に差し障ることが考えられます。
そこで、弊店にて補助板同士を接合するために取り外し可能な木栓を用意してお渡ししますので、その件について事前にご了承を頂けますようお願い申し上げます。
言葉での説明が分かり難くて大変申し訳ございません。
ご案内③
天板をスライドさせるための木製のレールが裏側に設置されていますが、もともと破損があったようで金属のプレートなどで補強がされたりしていました。
こちら破損部を修理するよりもレールを新しく作り直した方が良いと考え、片側の天板のレール2本を新規に作り変えています。(写真最後から5枚目)事前にご確認だけお願い致します。
より詳細のコンディションについてご希望ございましたらご案内いたします。お気軽にお問い合わせくださいませ。