top of page
Kay Bojesenによる木馬、1930年代ころの作品です。
多彩な木製玩具のシリーズで親しまれている巨匠カイボイスン
歴戦の痕が多く残りますが、佇まいやディティールの造形など興味深いです。
個人的に一番感心したのはお尻。胴体のパーツでも反対側の肩から首へかけてはほぼ直線ですが、お尻から尾へかけては尾のラインと沿うように僅かな曲面が施されて細やかな意匠が光ります。
各パーツは仕口を設けて木栓で固定がされています。接合箇所には裂け目もあり、可能な範囲で接着剤を充填して圧着補強を施しましたが、特に小さなお子様の使用には自信はありませんのであくまで「オブジェ」としてのご案内です。ご使用に際しては責任は負えませんことご了承願います。
・・・
おそらく以前の持ち主宅にはワンちゃんがいたのでしょう。持ち手や耳などには数々の犬vs馬の戦いの痕が刻まれています。この痕こそがこの作品に躍動感を与えているようで、愛着を感じます。
Daily care
Condition
木部はビーチ材。古い塗装や汚れを洗浄後研磨を施してからオイル塗装にて再仕上を施しました。良い味に仕上がっています。
接合部位、裂け目や緩みがあった箇所は補強をしています。ぐらつきなく修復できていますが、あくまでオブジェとしてのご案内です。これだけご了承宜しくお願い致します。
Daily care
ORDER FORM / CONTACT FORM
bottom of page