1960年代頃のデンマーク Poul Westergaardsによるサイドボード
正面には野性的で美しいローズウッドの木目をこれでもかと言わんばかりに配置して、とにかく見応えがあります。この色味と揺らめくような杢の輝き。風格すら感じております。あまり言葉は要らない気がしますので、材に関しては写真または実物にて是非ご覧頂きたいです。
よくある脚の長いタイプではなく台輪を履いた直置きタイプのサイドボード。脚の有無はそれぞれ好みもあるでしょうが、この直置きタイプの利点としては何よりも安定感があること、和室でも使い易いこと、そして高さが抑えられていること、などなど挙げられると思います。
収納内部、左手は棚が一枚設置された小部屋と抽斗が4杯、右手には横に連なった大きな収納に棚が2枚設置されています。棚板はそれぞれおよそ3㎝間隔で12段階の高さ調整が可能。用途に応じて自由に調整して頂けます。
ご案内事項といたしまして、こちらのサイドボードは本来は天板の上にまた違うキャビネットを据えるウォールユニット収納のベース部分だったようです。そのため実は天板の手前はローズウッド材で仕上げがされていますが、後ろ側はマホガニー系の材にて仕上げがされていました。弊店にて天板の色調整を行い、色の差は然程気にならないと思いますがよく見れば木目の違いなど判ると思います。そちらだけ事前にご確認をお願い致します。
Condition
木部は全体、古い塗装や汚れを洗浄後サンディング、オイル仕上にて再塗装を行いました。
上述していますが天板の前後で材が異なるため、色調整を施しています。
小傷、また小さな染み痕なども散見出来ますが、大きく雰囲気を損ねるほどのダメージはなくとても良いコンディションに仕上がっています。
より詳細のコンディションについてご希望ございましたらご案内いたします。お気軽にお問い合わせ下さいませ。