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1960年代頃の英国製チェスト
木材は、サペリ材あたりを推測しているのですが、こちら確証がなく一先ず不祥とさせて頂きます。
(サペリ材:マホガニー材の代用として流通した木材で、サペリマホガニーなどとも呼ばれています)
赤みを帯びた木肌にはマホガニーに似た縞状の杢目が不規則に並び、眺める角度や光の具合で様々に変化する表情が大変魅力的です。
そして黒く塗装された脚部と白く塗装された抽斗。さらに把手には金物をあしらって、と色々な要素がギュッと詰め込まれたとても楽しいデザイン。一見カジュアルな風ですが材の落ち着いた色合いや全体のデザインもあって、空間への馴染みも良いと感じています。
抽斗はそれぞれで深さが異なり、用途に応じて仕舞い分けることが出来る。
リビング収納としても良いでしょうし、寝室などで衣類を収納するのも良し。
また下段抽斗には化粧小瓶なども立てたまま仕舞えますので天板上に鏡を据えて、身だしなみを整えるドレッサーとしてなど、多目的にお使い頂けると思います。
【抽斗収納内寸】
上段:幅690 奥行き342 深さ100(㎜)
下段:幅690 奥行き342 深さ185(㎜)
Condition
とても大切に使われていたのでしょう。
もともととても綺麗だったため、木部表面のリフレッシュメンテナンスと内部のクリーニングだけ行いました。
注視すれば小傷なども見つけられると思いますが、目立ったダメージはなくヴィンテージとしてはとても良いコンディションです。
一点、天板に僅かな反りがあるようで中央付近にかけて3㎜ほど下がっています。
現状抽斗の開閉に障ることはなく、使用には何も問題ありませんが注意事項として事前にご確認とご了承を頂けますようお願い致します。
より詳細のコンディションについてご質問などございましたらお気軽にご相談くださいませ。