1960年代頃のデンマーク製壁掛けミラー
木部フレームに使用したチーク無垢材には角度を設けて立体感のある輪郭を造り出しているのですが、その縁部分は実は山の稜線のように２つの斜面から成る少し複雑かつ珍しい形状を成しています。語彙力が足らず説明下手で申し訳ありません。その意匠によって光と影はより明確な隔たりを設けて幾何学的で美しい構図を作り出しているように感じます。とてもオーソドックスなデザインなようですが、その実大変見応えのある逸品。是非実物で体感して頂ければと思います。
また正方形は縦/斜めの２wayで飾ることが出来るため、インテリアとしても大変楽しめるデザインです。
Condition
チーク無垢材から成る木部フレームは古い塗装や汚れを洗浄後サンディングを施してからオイル塗装と蜜蠟ワックスにて再仕上を行いました。小傷程度は散見出来るかもしれませんがほぼ目立たず。とても良いコンディションに仕上がっています。
ミラーには一ヶ所細い擦り傷がございます（写真最後）が使用には障るほどではないと判断しオリジナルコンディションでご案内させて頂きます。新しい鏡へと交換を希望される場合には別途お見積りを致しますのでご相談ください。
Daily care
普段のお手入れは、柔らかな布やブラシなどで埃を払う程度のお掃除が基本
配置によってはたまに風通しの良い場所に置いてあげたり、お部屋の空気を入れ替えるなど清潔な環境を整えることが大切です。
【木部のお手入れ】
乾拭きをすることで表面に残る油分や蝋分が磨き上げられて艶が増す効果が期待できます。
定期的にワックスやオイルを塗布して保湿ケアも心掛けてあげてください。
普段は乾拭き、落ちない汚れがある時に固く絞った水拭きを施すなど、塗装表面に負担の掛からないよう様子を見ながら段階的なケアが望ましいです。
日常のお手入れ方法もお気軽にご相談ください