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1930 - 40年代頃のデンマーク製ロッキングチェア
アールデコの雰囲気をどこか残しつつも全体的には簡素に設計されたタイムレスな一台。
曲線が印象的なアームレストや揺り脚部分には、曲げ木の技法を使用することもせず、1本の材から削り造形したわけでもなく、前後2つの材を接いでこの大胆な曲線を演出するという省エネ・高効率な技法が採用されている結構面白い造りである。
シート内部はコイルスプリングを連ねた吊りバネ式の構造でしっかりと反発力のある座り心地となっている。
今回ファブリックにはウルトラスエードを採用。自動車の内装材にも採用される品質の高いスウェード調の合成皮革です。
肌触りやニュアンスのある色味も素敵ですが、たいていの汚れはぬるま湯で湿らせた柔らかい布巾で拭けば落ちるそう。機能的な素材として期待高いです。
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Condition
バーチ材を使用した木部フレームはもともと着色されていましたが塗装のムラなど目立ったため、古い塗装や汚れを洗浄後サンディングを施してから弊店にて着色・オイル塗装と再仕上を施しました。
小傷や僅かな欠けも見受けられますがその風合いこそ魅力の一つと捉えています。
内部クッション材の調整、カバーの張り替え迄済ませています。
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