












デンマークのディーラーに紹介してもらったデイベッドソファ
ディーラーは特にデザイナーに触れていなかったが、ノルウェーのデザイナー Ingmar Relling によるデイベッドソファ「Svanette (swan)」に酷似している。
バックスタイルの眺めやクッションの配置、使用している金属パーツなど、見れば見るほど系統は似ているのだが、こちらと同様の構造はあまり見かけない。情報が少ない、ためとりあえずアノニマスとしてご紹介します。
ベッドにもなるソファ、日本でも広く認知されていると感じます。特に北欧デザインはデザインの美しさと機能性に優れているため人気もあります。
このソファは座面下から拡張版が引き出されて背もたれのクッションを載せて座面が広がる、という構造。ベッドとしての使用に限らず、サイドテーブルとかシェルフ収納のような使用も機能的だと思います。
座面を持ち上げると現状は木枠のみですが、上述したIngmar Rellingのデザインでは座面の下にシートを張り収納となるようです。こちらの個体も木枠には何かを留めていたタッカーの痕が残っていて、おそらくシートを張っていたのではないかと推測しています。ますます怪しい。
この座面下のシートはご成約時に仕様をご相談させてください。
今回クッションやクッションカバーは現地ですでに交換されているという情報でした。
入荷後検品をして確かに汚れている印象もなく、とても良い状態でしたが、どこまで信用して良いのか。ディーラーの倉庫での保管状況も気になる、、ということで、念のため弊店にて全体クリーニングを済ませています。
ファブリックには Kjellerup Vaeveri社、Hanne Vedelによるデザインの「Bjelk(ヨーク)」という生地を使用しています。ウールとコットンから成るふっくらとした肌触り、織の深いモダンなパターンが北欧デザインらしく、ソファのデザインにもとてもマッチしています。
今回は張替無しでのご案内とさせていただきます。
Condition
木部フレームはオーク材を主体に部分的にアッシュ材が使用されています。
全体古い塗装や汚れを洗浄後サンディングを施してからオイル塗装にて再仕上を行いました。
大きく目立つダメージ、小傷なども少なくとても良いコンディションです。
上述していますがファブリックやクッション材は現地デンマークにて交換済み。国内入荷後念のためクリーニングを行いましたので安心してお使いいただけます。