デンマーク製チェア
ウィンザーチェアをルーツにして現代の空間にも馴染みやすいシンプル&モダンな装いです。
ウィンザーチェアの起源は古く、17世紀頃には既に英国の農民が足踏みろくろで部材を挽いて自作していたとも言われている。
それほどに簡素であり、しかし丈夫で機能的で、更に効率よく生産が出来るということもあって近代椅子デザインにも多大な影響を与えてきた。もちろん現在もウィンザースタイルにルーツを持つ椅子は様々なメーカーから製造されていて、私たちの暮らしの側に馴染んでいる。
背凭れは英国アーコール社の椅子に代表されるようなフープバック(ボウバック:弓型の背凭れ)スタイルではなく、こちらはコムバック(櫛型)というより原初的なスタイルを取り入れている。座面は荷重を支えて脚部を固定するための芯材とシート表面を形作る薄いプライウッドの2層からなり、近代的で合理的な発想によるデザインを窺うことが出来る。座面に施された窪みのデザインは無垢材の座面ではよく見掛けるが、プライウッドの座面を成型してこのように窪みをデザインしているあたりが少し面白い。座るとこれがしっかりと機能していて思った以上に座り心地良いです。
3脚の入荷ですが残り1脚となりました。
表示価格は1脚の価格です。
Condition
木部はビーチ材着色仕上げ。
元々コンディションが良く、気になる汚れをクリーニングしてからオリジナルの塗装を活かして仕上げています。
使用に伴う小傷なども残りますが、雰囲気を損ねるほどのダメージではないと思います。
接合部にぐらつきのあった椅子は一度解体してから組み直し修理を行い、ぐらつきなども解消しております。
実物をご覧になれない場合には、1脚ずつ椅子の写真をご用意してご案内致しますので、ご希望ございましたらご相談くださいませ。
Daily care
普段のお手入れは、柔らかな布やブラシなどで埃を払う程度のお掃除が基本
たまに風通しの良い場所に置いてあげたり、お部屋の空気を入れ替えるなど清潔な環境を整えることが大切です。
【木部のお手入れ】
乾拭きをすることで表面に残る油分や蝋分が磨き上げられて艶が増す効果が期待できます。
定期的にワックスやオイルを塗布して保湿ケアも心掛けてあげてください。
普段は乾拭き、落ちきらない汚れがある時に固く絞った水拭きを施すなど、塗装表面に負担の掛からないよう様子を見ながら段階的なケアが望ましいです。